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■■ \\ メールニュース TPP批准にSTOP! Vol.12 // ■■
■ 11月5日発行 ■
※このメールニュースはこれまでTPPテキスト分析チームのブックレットや集会にご参加くださった皆様をはじめTPP阻止の取り組みでご一緒した皆さまにお送りしています。ご不要な場合は管理者宛て(末尾)にご連絡ください。
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1.民主主義に反した強行採決に断固抗議、
撤回を求めます
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11月4日、衆議院TPP特別委員会で、自民党が目指していた通りの「強行採決」がなされました。しかもこの日の議会は前代未聞の手続き無視が続きました。
まず、午後1時に予定されていた衆議院本会議をやめ、TPP特別委員会を開くという異例な判断がなされました。しかもこのことは与党の議運も把握していない中、無理やり開かれたのです。
山本農水大臣の三度目にわたる問題発言(「冗談をいったらやめさせられそうになった」「JAの方は農水省に来ればよいことがあるかもしれない」等)に対し、民進・共産党など野党は大臣の辞任を強く求め、委員会を退席しました。その後、与党は野党議員の質問時間を野党議員不在のまま、1時間以上も行ういわゆる「空回し」を行い、委員会は静寂のまま時間だけが過ぎました。
その後、野党側が委員会に戻り「強行採決反対」などのビラを掲げて委員長に詰め寄り、採決を止めようと場内は騒然とする中、自民、公明、維新の締めくくり質疑が何も聞こえない状態の中でなされ、最終的には自民党の西村理事の号令で与党・維新の議員が勝手に起立し、それをもって「採決」とされてしまったのです。
このような光景は安保法案審議の際にも似通っているとはいえ、今回のTPP採決に関してはさらにひどいものです。審議も十分に熟していない中、米国大統領選のある8日までには是が非でも衆院通過させたいという、日程ありきの暴挙です。
しかもこの時、TPP協定と関連法案の他にも、自民・公明・維新が提出した付帯決議も知らない間に「可決」されていました。ここには「再交渉をしない」「農業対策を十分に」と一見、問題のない内容にも見えますが、議会でこの付帯決議の中身がきちんと審議されているわけではありません。
国会の外では、連日の抗議行動に集まった多くの人が、このような議会が行われている最中、国会議事堂に向かって「採決止めろ」「山本やめろ」などの声を上げていました。傍聴に入っていた方や、野党議員によれば「皆さんの声は場内に聞こえていました」ということでした。このようなやり方に、全国から不安と批判の声が高まっています。この日行われたことは、TPPを可決したということ以上に、民主主義を冒涜する重大な行為です。改めて、この採決の問題を多くの人に伝え、8日ともいわれている本会議採決を何とか止めるよう私たちも声を上げ続けましょう。
★★この日の委員会の模様は、こちらで見ることができます★★
衆議院インターネット審議中継
2016年11月4日 (金) TPP特別委員会 (2時間05分)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=46152&media_type=
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2.強行採決に抗議の声、鳴り止まず
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11月4日(金)は、午後12時から議員会館前で、座り込み行動が行なわれており、たくさんの方が抗議の声を上げていました。国会内のようすは随時伝えられ、16時半ごろ、強行採決の報が伝わると、「ええっ」という驚きとともに、怒りの声はしだいに強くなりました。
その後、委員会を終えた野党議員が、次々に座り込みの現場に駆けつけ、スピーチをしました。
民進党の篠原孝議員(TPP特別委員会理事会筆頭理事)は、
「勝利を伝えたかったが、こうなってしまったことをお詫びしたい。今日は、本来なら、本会議でパリ協定を決める予定だったのに、すっ飛ばしてTPP委員会が強行された。早くやるべきパリ協定をほったらかしにして、急ぐ必要のないTPPを強行している。議院運営委員長も知らなかったことだ。こんな暴挙は、憲政史上ないこと。きちんと120時間ぐらい審議をしたなら、粛々と採決するのはしかたがない。けれど、今回はその半分もいってない。共済、政府調達、国有企業、国民健康保険、医療の問題などまだまだだ。これから本会議、参議院がある。まだまだみなさんとたたかっていきたい」
と話しました。
続いて、共産党議員団(畠山和也議員、斉藤和子議員、笠井亮議員、清水忠史議員、山添拓議員)が到着し、畠山議員が話しました。
「本来は13時本会議の予定だったが委員会をやるというので、議院運営委員会で議論となった。そこで委員長からは、『きちんとした形でやるべきだから努力を与党に求める』という趣旨の発言があったばかりだった。本来なら、本会議はすべての議員が出なければならなず、本会議を13時から開くというときに委員会を開くなどあってはならないこと。衆議院の規則、先例集などを紐解いてもこれはやってはいけないこと。しかし、『まだ本会議は開かれてないからやっていいんだ』というあまりにも自分勝手な解釈で委員会開催が強行された。一昨日も、与野党が合意していない中の委員会開催強行、そして今日もまた、衆議院の規則とは違う委員会強行。数の力による横暴をこのまま見過ごすわけにはいかない。しかも、委員長の採決のときに、民進、共産の議員で抗議したが、記録が残っているかどうかわからない。委員長が最後に握っていたマイクは、委員会のマイクではなく、NHKのマイクだったから。いま、野党で協議して、議長に、こういうやり方は無効だと申し入れをするところまで進んできている。一致団結してたたかっていきましょう」
続いて、民進党の福島伸享議院がスピーチしました。
「みなさんの声は委員会室に響いていた。自民党の議員はどういう気持ちで聞いていたのか。TPPは、審議をすればするほど、これまで『賛成』と言っていた人も『もうちょっと勉強しなければ』と言い出し、『わからない』と言っていた人も『反対』になる。だからこそ官邸はこれ以上議論するわけにいかなかったのだろう。誰に指示されているのかわからないが、アメリカ大統領選の前に通すというのは、いったいどこの国の政府なのか。今日は本来なら、本会議でパリ協定の批准が実現する日だった。それが休憩中にああいう事態となった。議長も議院運営委員長もお怒りだ。日本はパリ協定の発効の日に批准が間に合わないという世界的な恥をかいた。闘いはまだ終わらない。本会議、参議院がある。アメリカの大統領選挙が終われば、世界が変わるかもしれない。どうか声を上げることをあきらめず、TPPを闇に葬るまでがんばっていきましょう」
そのほか、上西小百合議員や、小宮山泰子議員もかけつけ、引き続き闘っていくことを約束しました。
その後、強行採決を聞きつけて来た人たちも続々と増え、抗議の声は、夜遅くまで鳴り響きました。
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3.まだまだ終わらない!
抗議行動に集まろう!
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以下、「TPPを批准させない!全国共同行動」の呼びかけを転載します。
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週明け、7日に議院運営委員会が行われる模様ですが、 本会議の見通しははっきりしていません(当然ですが)。 あるとすれば8日(火)には定例の本会議が予定されており、 ここが本会議をめぐる重要な局面になる可能性があります。
したがって、TPPを批准させない!全国共同行動は、 週明けの行動を以下の通り配置し、衆議院の通過阻止に向けて、 引き続き抗議行動を行うこととしました。
○11月7日(月)は行動なし。
○11月8日(火)12:00〜 衆議院第2議員会館前で座り込み行動、 本会議がある場合は傍聴も配置。(終了は本会議など、 国会の動きによります)
○11月9日(水)恒例の水曜日行動を実施
17:00〜18:00 市民と国会議員の情報交換会(衆議院第1議員会館大会議室)
18:30〜19:30 衆議院第2議員会館前で抗議行動
(なお、 この日新たな動きがあれば行動を配置する可能性があります)
○11月10日以降は、国会の動きによって具体化します。
○引き続き、全国各地での行動、 緊急署名の取り組みを広げましょう!
●呼び掛け:TPPを批准させない!全国共同行動
http://nothankstpp.jimdo.com/
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4.TPPを批准させない!水曜日行動
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委員会採決はされましたが、まだまだ闘いは続きます。
「TPPを批准させない!水曜日行動」も、今後も毎週水曜日に行なわれます。
議員との意見交換で国会情勢を知り、声を上げていくために、ぜひご参加ください。
◆野党議員による国会報告&議員会館前アクション
11月30日(水)までの毎週水曜日 ※11月23日は休み
●17時〜18時・国会報告と意見交換(議員会館内会場)
●18時半〜19時半・議員会館前抗議行動
●会場:
11月9日(衆院第一議員会館・大会議室)
11月16日(衆院第二議員会館・多目的会議室)
11月30日(予定:衆院第一議員会館・多目的ホ−ル
●呼び掛け:TPPを批准させない!全国共同行動
http://nothankstpp.jimdo.com/
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5. 国内各地でアクションが続きます!
──────────────────────
強行採決、黙ってはいられません!
あんな暴挙は許されない!と世論に訴えていきましょう!
●東京都北区「Love is beautiful. NO WAR KITAKU ACTION パレード」
日時: 11/6(日)13時半集会14時パレードスタート!
場所:王子駅前公園(北区)
パレードの中で、みんなで止めようTPP!と声を上げます!
https://twitter.com/kitakuaction/status/794775768790233088
●北海道「TPP強行採決に抗議する緊急街頭行動」
11/7(月)旭川アッシュ前
11/8(火)札幌PARCO前
民主主義を否定したような国会を許してはいけません。採決ありきで慎重審議なんて最初から出来るはずがない。問われているのは野党の審議拒否ではなく、与党の姿勢と異常な国会運営です。
https://twitter.com/anti_tpp0508/status/794543218662592512
★今後も、こんな抗議アクションがあるよ!という方、ぜひ、こちらまでお知らせください。kokusai@parc-jp.org
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6. 大好評で6万部突破!
ブックレット「そうだったのか!TPP」
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TPPテキスト分析チームが8月に刊行したブックレット「そうだったのか!TPP」は、発売以来、全国から注文が相次ぎ、増刷を続け6万部に達しています。学習会などでご利用いただいていますが、まだまだ多くの方にお読みいただきたいと願っています。
※TPPの中身をわかりやすく、24のQ&A方式でまとめています。学習会やイベントでTPPの問題を考えるテキストとしても最適です。
※本ブックレットは、1部100円(送料別、注文は5部以上)で販売しております。また全ページ、PDF版で閲覧可能です。
ぜひお読みいただき、TPPについて考えるきっかけとしてご利用ください!
★詳細・ご注文は→ http://notppaction.blogspot.jp/2016/08/tppq.html
■■■TPPテキスト分析チーム■■■
●ウェブサイト「そうだったのか!TPP」
随時情報発信中!
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ぜひ「いいね!」をしてください!
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編集後記
またもや土曜日配信になってしまいましたことをお詫びいたします。昨日の強行採決は、本当に許しがたいものでした。けれど、夕方から議員会館前に続々と抗議に集まってくる方々が「まだ終わってないぞ!」と闘志を燃やしていて、勇気づけられました! さて、TPPテキスト分析チームとReDEMOSの共同製作で解説動画ができあがったので紹介します。とてもわかりやすく、スタイリッシュ! 活字を読むのはニガテ・・・という若い方などにぜひ見てもらいたいです。ニュースなどで「あの強行採決なんのこと?」とあらためてTPPを知った方も多いと思います。ぜひSNSなどで拡散していただければと思います。「2分でわかるTPP」 https://www.youtube.com/watch?v=RiZ0COxQSHs&feature=youtu.be
(柴田麻里)
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【編集】アジア太平洋資料センター(PARC) 内田聖子/柴田麻里
【発行】TPPテキスト分析チーム
●毎週火曜日・金曜日発行
※本メールニュースはウェブサイトでも掲載しています。
http://notppaction.blogspot.jp/
※登録は無料です。どなたでも登録可能です。ぜひ周りにお勧めください!
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1.民主主義に反した強行採決に断固抗議、
撤回を求めます
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11月4日、衆議院TPP特別委員会で、自民党が目指していた通りの「強行採決」がなされました。しかもこの日の議会は前代未聞の手続き無視が続きました。
まず、午後1時に予定されていた衆議院本会議をやめ、TPP特別委員会を開くという異例な判断がなされました。しかもこのことは与党の議運も把握していない中、無理やり開かれたのです。
山本農水大臣の三度目にわたる問題発言(「冗談をいったらやめさせられそうになった」「JAの方は農水省に来ればよいことがあるかもしれない」等)に対し、民進・共産党など野党は大臣の辞任を強く求め、委員会を退席しました。その後、与党は野党議員の質問時間を野党議員不在のまま、1時間以上も行ういわゆる「空回し」を行い、委員会は静寂のまま時間だけが過ぎました。
その後、野党側が委員会に戻り「強行採決反対」などのビラを掲げて委員長に詰め寄り、採決を止めようと場内は騒然とする中、自民、公明、維新の締めくくり質疑が何も聞こえない状態の中でなされ、最終的には自民党の西村理事の号令で与党・維新の議員が勝手に起立し、それをもって「採決」とされてしまったのです。
このような光景は安保法案審議の際にも似通っているとはいえ、今回のTPP採決に関してはさらにひどいものです。審議も十分に熟していない中、米国大統領選のある8日までには是が非でも衆院通過させたいという、日程ありきの暴挙です。
しかもこの時、TPP協定と関連法案の他にも、自民・公明・維新が提出した付帯決議も知らない間に「可決」されていました。ここには「再交渉をしない」「農業対策を十分に」と一見、問題のない内容にも見えますが、議会でこの付帯決議の中身がきちんと審議されているわけではありません。
国会の外では、連日の抗議行動に集まった多くの人が、このような議会が行われている最中、国会議事堂に向かって「採決止めろ」「山本やめろ」などの声を上げていました。傍聴に入っていた方や、野党議員によれば「皆さんの声は場内に聞こえていました」ということでした。このようなやり方に、全国から不安と批判の声が高まっています。この日行われたことは、TPPを可決したということ以上に、民主主義を冒涜する重大な行為です。改めて、この採決の問題を多くの人に伝え、8日ともいわれている本会議採決を何とか止めるよう私たちも声を上げ続けましょう。
★★この日の委員会の模様は、こちらで見ることができます★★
衆議院インターネット審議中継
2016年11月4日 (金) TPP特別委員会 (2時間05分)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=46152&media_type=
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2.強行採決に抗議の声、鳴り止まず
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11月4日(金)は、午後12時から議員会館前で、座り込み行動が行なわれており、たくさんの方が抗議の声を上げていました。国会内のようすは随時伝えられ、16時半ごろ、強行採決の報が伝わると、「ええっ」という驚きとともに、怒りの声はしだいに強くなりました。
その後、委員会を終えた野党議員が、次々に座り込みの現場に駆けつけ、スピーチをしました。
民進党の篠原孝議員(TPP特別委員会理事会筆頭理事)は、
「勝利を伝えたかったが、こうなってしまったことをお詫びしたい。今日は、本来なら、本会議でパリ協定を決める予定だったのに、すっ飛ばしてTPP委員会が強行された。早くやるべきパリ協定をほったらかしにして、急ぐ必要のないTPPを強行している。議院運営委員長も知らなかったことだ。こんな暴挙は、憲政史上ないこと。きちんと120時間ぐらい審議をしたなら、粛々と採決するのはしかたがない。けれど、今回はその半分もいってない。共済、政府調達、国有企業、国民健康保険、医療の問題などまだまだだ。これから本会議、参議院がある。まだまだみなさんとたたかっていきたい」
と話しました。
続いて、共産党議員団(畠山和也議員、斉藤和子議員、笠井亮議員、清水忠史議員、山添拓議員)が到着し、畠山議員が話しました。
「本来は13時本会議の予定だったが委員会をやるというので、議院運営委員会で議論となった。そこで委員長からは、『きちんとした形でやるべきだから努力を与党に求める』という趣旨の発言があったばかりだった。本来なら、本会議はすべての議員が出なければならなず、本会議を13時から開くというときに委員会を開くなどあってはならないこと。衆議院の規則、先例集などを紐解いてもこれはやってはいけないこと。しかし、『まだ本会議は開かれてないからやっていいんだ』というあまりにも自分勝手な解釈で委員会開催が強行された。一昨日も、与野党が合意していない中の委員会開催強行、そして今日もまた、衆議院の規則とは違う委員会強行。数の力による横暴をこのまま見過ごすわけにはいかない。しかも、委員長の採決のときに、民進、共産の議員で抗議したが、記録が残っているかどうかわからない。委員長が最後に握っていたマイクは、委員会のマイクではなく、NHKのマイクだったから。いま、野党で協議して、議長に、こういうやり方は無効だと申し入れをするところまで進んできている。一致団結してたたかっていきましょう」
続いて、民進党の福島伸享議院がスピーチしました。
「みなさんの声は委員会室に響いていた。自民党の議員はどういう気持ちで聞いていたのか。TPPは、審議をすればするほど、これまで『賛成』と言っていた人も『もうちょっと勉強しなければ』と言い出し、『わからない』と言っていた人も『反対』になる。だからこそ官邸はこれ以上議論するわけにいかなかったのだろう。誰に指示されているのかわからないが、アメリカ大統領選の前に通すというのは、いったいどこの国の政府なのか。今日は本来なら、本会議でパリ協定の批准が実現する日だった。それが休憩中にああいう事態となった。議長も議院運営委員長もお怒りだ。日本はパリ協定の発効の日に批准が間に合わないという世界的な恥をかいた。闘いはまだ終わらない。本会議、参議院がある。アメリカの大統領選挙が終われば、世界が変わるかもしれない。どうか声を上げることをあきらめず、TPPを闇に葬るまでがんばっていきましょう」
そのほか、上西小百合議員や、小宮山泰子議員もかけつけ、引き続き闘っていくことを約束しました。
その後、強行採決を聞きつけて来た人たちも続々と増え、抗議の声は、夜遅くまで鳴り響きました。
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3.まだまだ終わらない!
抗議行動に集まろう!
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以下、「TPPを批准させない!全国共同行動」の呼びかけを転載します。
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週明け、7日に議院運営委員会が行われる模様ですが、 本会議の見通しははっきりしていません(当然ですが)。 あるとすれば8日(火)には定例の本会議が予定されており、 ここが本会議をめぐる重要な局面になる可能性があります。
したがって、TPPを批准させない!全国共同行動は、 週明けの行動を以下の通り配置し、衆議院の通過阻止に向けて、 引き続き抗議行動を行うこととしました。
○11月7日(月)は行動なし。
○11月8日(火)12:00〜 衆議院第2議員会館前で座り込み行動、 本会議がある場合は傍聴も配置。(終了は本会議など、 国会の動きによります)
○11月9日(水)恒例の水曜日行動を実施
17:00〜18:00 市民と国会議員の情報交換会(衆議院第1議員会館大会議室)
18:30〜19:30 衆議院第2議員会館前で抗議行動
(なお、 この日新たな動きがあれば行動を配置する可能性があります)
○11月10日以降は、国会の動きによって具体化します。
○引き続き、全国各地での行動、 緊急署名の取り組みを広げましょう!
●呼び掛け:TPPを批准させない!全国共同行動
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4.TPPを批准させない!水曜日行動
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委員会採決はされましたが、まだまだ闘いは続きます。
「TPPを批准させない!水曜日行動」も、今後も毎週水曜日に行なわれます。
議員との意見交換で国会情勢を知り、声を上げていくために、ぜひご参加ください。
◆野党議員による国会報告&議員会館前アクション
11月30日(水)までの毎週水曜日 ※11月23日は休み
●17時〜18時・国会報告と意見交換(議員会館内会場)
●18時半〜19時半・議員会館前抗議行動
●会場:
11月9日(衆院第一議員会館・大会議室)
11月16日(衆院第二議員会館・多目的会議室)
11月30日(予定:衆院第一議員会館・多目的ホ−ル
●呼び掛け:TPPを批准させない!全国共同行動
http://nothankstpp.jimdo.com/
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5. 国内各地でアクションが続きます!
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強行採決、黙ってはいられません!
あんな暴挙は許されない!と世論に訴えていきましょう!
●東京都北区「Love is beautiful. NO WAR KITAKU ACTION パレード」
日時: 11/6(日)13時半集会14時パレードスタート!
場所:王子駅前公園(北区)
パレードの中で、みんなで止めようTPP!と声を上げます!
https://twitter.com/kitakuaction/status/794775768790233088
●北海道「TPP強行採決に抗議する緊急街頭行動」
11/7(月)旭川アッシュ前
11/8(火)札幌PARCO前
民主主義を否定したような国会を許してはいけません。採決ありきで慎重審議なんて最初から出来るはずがない。問われているのは野党の審議拒否ではなく、与党の姿勢と異常な国会運営です。
https://twitter.com/anti_tpp0508/status/794543218662592512
★今後も、こんな抗議アクションがあるよ!という方、ぜひ、こちらまでお知らせください。kokusai@parc-jp.org
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6. 大好評で6万部突破!
ブックレット「そうだったのか!TPP」
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TPPテキスト分析チームが8月に刊行したブックレット「そうだったのか!TPP」は、発売以来、全国から注文が相次ぎ、増刷を続け6万部に達しています。学習会などでご利用いただいていますが、まだまだ多くの方にお読みいただきたいと願っています。
※TPPの中身をわかりやすく、24のQ&A方式でまとめています。学習会やイベントでTPPの問題を考えるテキストとしても最適です。
※本ブックレットは、1部100円(送料別、注文は5部以上)で販売しております。また全ページ、PDF版で閲覧可能です。
ぜひお読みいただき、TPPについて考えるきっかけとしてご利用ください!
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編集後記
またもや土曜日配信になってしまいましたことをお詫びいたします。昨日の強行採決は、本当に許しがたいものでした。けれど、夕方から議員会館前に続々と抗議に集まってくる方々が「まだ終わってないぞ!」と闘志を燃やしていて、勇気づけられました! さて、TPPテキスト分析チームとReDEMOSの共同製作で解説動画ができあがったので紹介します。とてもわかりやすく、スタイリッシュ! 活字を読むのはニガテ・・・という若い方などにぜひ見てもらいたいです。ニュースなどで「あの強行採決なんのこと?」とあらためてTPPを知った方も多いと思います。ぜひSNSなどで拡散していただければと思います。「2分でわかるTPP」 https://www.youtube.com/watch?v=RiZ0COxQSHs&feature=youtu.be
(柴田麻里)
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【編集】アジア太平洋資料センター(PARC) 内田聖子/柴田麻里
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